7月26日号「メモリー増設 虎の巻その1」に引き続き、メモリー増設のお話です。今回は、お使いのパソコンにどれくらいメモリーを増設できるのかを確認します。
<A: パソコンに搭載のメモリー容量を確認>
購入時、パソコンは1台1台カスタマイズされています。
お使いのパソコンに搭載のメモリー容量、搭載枚数や仕様を、次の場所で確認します。
- 購入時のカスタマイズ情報 (パソコンの製造番号を入力して確認)
表示例:
8.0GB(4.0GB×2) PC3-12800 DDR3 SDRAM
上記例では、4GBのメモリーを2枚、合計8GBメモリーが搭載されています。
ご注意:
あとからメモリーを購入いただき増設している場合は、上記に表示されません。
この場合は、ユーザーズマニュアルまたはユーザーズマニュアル補足編を参照の上、「UEFI/BIOS Setupユーティリティーの設定項目」−「Main」メニュー画面でメモリー容量をご確認ください。
<B: パソコンがサポートする最大メモリー容量を確認>
あとどれくらいメモリーを搭載できる??
お使いのパソコンがサポートするメモリーの最大搭載容量と、メモリースロット数を
「製品仕様」で確認します。
※Windowsの種類によって認識できるメモリーの最大容量に上限があります。
ご注意を。
32bit版Windowsの場合:約3GB
Windows 7 Home Premium 64bitの場合:16GB
<A:とB:を比較する>
最後に、「A:パソコンに搭載のメモリー容量」と「B:最大メモリー容量」を比較します。
A<Bの場合はメモリーを増設できることがわかりますね。
【参考】
A=Bの場合、メモリーは増設できません。ただし、32bit版のWindowsをお使いの場合、64bit版に変更すると、製品がサポートする最大容量までメモリーを搭載できるようになります。
Windows 7がプレインストールもしくはWindows 7のCOAラベルが貼付されている
パソコンをお使いの方は、下記サービスもあわせてご参照ください。
→続く
※「増設それとも交換? メモリー増設 虎の巻その3」は、9月27日号でお届け予定です。今回確認した内容をメモしておくことをおすすめします。
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