「メモリー増設」、それはPCを使用していると避けては通れないテーマ。
メモリー増設に関する情報を、何回かに分けてお届けします。
何年かPCを使用していて、Windowsの動作が遅かったり、なんとなくアプリの動きが重いときは、メモリー不足が原因の1つとして考えられます。今回は、メモリーを増設する前に、メモリーが不足しているかどうか見分けるポイントをお伝えします。
実際にメモリー不足かチェックしてみましょう
メモリーの空き容量や使用状況は、Windowsタスクマネージャーの「リソースモニター」画面の「メモリー」タブで確認できます。
※チェックは、普段利用するアプリを起動した状態で行うことをおすすめします。
次の2点を確認して、両方にあてはまるときは、メモリー不足が疑われます。
・「使用中」メモリーの割合を確認する
「使用中」メモリーの割合が高い場合。
・「ハードフォールト」の状況を確認する
HDDヘのアクセスが高い状態が継続している場合。
※アプリ起動時などに、一時的にアクセスが高くなる場合は問題ありません。
「ハードフォールト」とは、HDD内に作成された仮想メモリー領域
(メモリーを効率的に利用するため、HDD/SSDをメモリー代わりに使用する機能)
にアクセスしている状況を示します。
HDDへのアクセスは時間がかかるため、アクセスが高い状態が頻繁に発生するとパソコンのパフォーマンスが低下します。
→続く
※「メモリー増設 虎の巻その2」は、8月23日号でお届け予定です。
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