【リコール社告】デスクトップパソコンEDiCube BB、MXシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火のおそれ)
2009/11/11公開(2010/4/13更新)
平素は当社製品をご愛用いただきまして、ありがとうございます。
2001年11月から2003年8月にかけて販売しました当社デスクトップパソコンの一部シリーズにおきまして、電源ユニット内部の接続コネクター部分におけるトラッキング現象により本体背面の排気口付近から発煙・発火する場合があることが判明しました。このため当社では、該当製品の点検・修理を無償にて実施させていただくことといたしました。
対象機種をお持ちのお客様はおそれいりますが、製品の使用を中止いただき、電源プラグをコンセントから抜いて保管のうえ、点検・修理をご依頼ください。
ご愛用のお客様には、大変なご迷惑をおかけいたしますことを謹んでお詫び申し上げます。
対象機種
エプソンダイレクト製デスクトップパソコン「EDiCube BBシリーズ」「EDiCube MXシリーズ」
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機種名 |
販売期間 |
対象台数 |
EDiCube BB100 |
2001年11月〜2002年10月 |
7,874台 |
EDiCube MX1300H/P
EDiCube MX1500H/P
EDiCube MX1600HTV/PTV
EDiCube MX1700HTV/PTV
EDiCube MX1800HTV/PTV |
2002年6月〜2003年2月 |
6,773台 |
EDiCube MX2500HTV/PTV
EDiCube MX2700HTV/PTV |
2002年11月〜2003年7月 |
4,702台 |
EDiCube MX3500HVR/PVR
EDiCube MX3550HVR/PVR
EDiCube MX3700HVR/PVR
EDiCube MX3850HVR/PVR |
2003年2月〜2003年8月 |
7,202台 |
以上23機種 対象台数合計26,551台 |
発煙・発火の原因
通電時の熱ストレスによる電源ユニット内部のはんだクラック(はんだのひび割れ)により、ごく希にトラッキング現象※が発生する場合があります。このトラッキング現象が発煙・発火を伴います。
※トラッキング現象について
一般に、絶縁部分が炭化現象を起こし、絶縁劣化により導電路が生じることいいます。トラッキング現象が発生すると、その部分に大きな電流が流れるため、異常発熱し、発煙・発火に至る場合があります。本件においては、電源ユニット内部に使用している接続コネクター部分のはんだ付けに熱ストレスが加わり、長期間ご使用になられると、この部分でトラッキング現象に至る場合があります。
点検・修理の内容
製品に「はんだクラック」が見受けられる場合は、電源ユニット内部の接続コネクター部のはんだ修正、または部品交換を実施いたします。
点検・修理のお申し込み方法
対象機種の製造番号を下記へ入力し、確認ボタンをクリックしてください。点検・修理の受付ページへ遷移します。Web/FAX/お電話のいずれかの方法でお申し込みください。