2004年1月27日

新種ウィルス「MyDoom」にご注意ください


日頃よりエプソンダイレクト製品をご愛用いただきましてありがとうございます。

現在、「MyDoom」または「Navarg」と呼ばれる新種ウィルスによる被害がインターネット上で報告されています。このウィルスはメールやP2Pファイル交換ソフトによって送信され、ウィルスファイルを実行することにより活動を開始します。

[感染経路]

メールに添付された実行ファイル、またはP2Pファイル交換ソフトで共有化したディレクトリに置かれた実行ファイル

[ウィルスメールの件名]

・test
・hi
・hello
・Mail Delivery System
・Mail Transaction Failed
・Server Report
・Status
・Error

[感染による影響]

ウィルスが活動を開始すると、以下のことを行います。

ウィルス自身をコンピュータにコピーします。
Windowsを起動するたびにウィルスが実行されるようにレジストリを書き換えます。
コンピュータ内のファイルからメールアドレスを収集します。
収集したメールアドレスに対して、ウィルス自身を添付したメールを大量に送信します。
感染したPCに対して外部からリモートアクセスできるようにポートを開きます。

また上記以外にも、特定のWebサイトに対してDoS(サービス拒否)攻撃を行う可能性があります。

[対処方法]

速やかにウィルス定義ファイルを更新し、ローカルドライブのスキャンを行ってください。

[詳細情報]

本ウィルスに関する詳細な情報については、下記ホームページをご覧ください。

株式会社シマンテック:セキュリティ レスポンス
W32.Novarg.A@mm

日本ネットワークアソシエイツ株式会社:ウイルス情報
W32/Mydoom@MM

[その他のセキュリティ情報]

現在までに、以下のような脆弱性・ウィルスが確認されております。できるだけ早急にWindows Update、およびウィルス定義ファイルの更新を行ってくださいますようお願いいたします。

新種ウィルス「Bagle」にご注意ください(2004/01/21)
・新たに発見されたWindowsの脆弱性について(2004/01/15)
・新たに発見されたWindows/InternetExplorerの脆弱性について(2003/11/13)
・新種ウィルス「Mimail」にご注意ください(2003/11/04)
・新たに発見されたWindowsの脆弱性について (2003/10/16)
・Internet Explorer 5.01/5.5/6用修正プログラムについて (2003/10/07)
・RPCSSサービスの脆弱性について (2003/09/11)
・Microsoft Office97/2000/XPの脆弱性について (2003/09/08)
・Internet Explorer 5.01/5.5/6用修正プログラムについて(2003/8/21)
・新種ウィルス「Blaster」にご注意ください!!(2003/8/12)
・DirectXの脆弱性について(2003/7/25)
・RPCインタフェースの脆弱性について(2003/7/18)
・HTMLコンバータの脆弱性について(2003/7/11)
・Microsoft Virsual Machineの脆弱性について(2003/4/14)
・Windows スクリプトエンジンの脆弱性について(2003/3/20)
・Internet Information Server 5.0の脆弱性について(2003/3/20)

 エプソンダイレクトは、マイクロソフト社の“Protect Your PC (あなたのPCを守るため。)”キャンペーンに賛同しています。下記ページをご覧いただき、適切なセキュリティ対策を行ってください。

Protect your PC:パソコンを守るための3つの手順
 

Copyright © 1996-2007 EPSON DIRECT CORP. All rights reserved.