2004年1月21日

新種ウィルス「Bagle」にご注意ください


日頃よりエプソンダイレクト製品をご愛用いただきましてありがとうございます。

現在、「Bagle」または「Beagle」と呼ばれる新種ウィルスによる被害がインターネット上で報告されています。このウィルスは、「Hi」というような件名のメールによって送信され、添付されている.exeファイルを実行することにより活動を開始します。

[感染経路]

メールに添付された実行ファイル
(ファイル名はランダムで、Windowsに標準添付されているアクセサリ「電卓」と同じアイコンで表示されます)

[感染による影響]

ウィルスが活動を開始すると、以下のことを行います。

Windowsに標準添付されているアクセサリ「電卓」を起動します。
ウィルス自身をコンピュータにコピーします。
Windowsを起動するたびにウィルスが実行されるようにレジストリを書き換えます。
コンピュータ内のファイルからメールアドレスを収集します。
収集したメールアドレスに対して、ウィルス自身を添付したメールを大量に送信します。
TCPポート6777より実行ファイルのダウンロードやコマンドの実行を行います。
特定のWebサイトにアクセスし、ウィルスがコンピュータ上で動作している旨を告知します。

[対処方法]

速やかにウィルス定義ファイルを更新し、ローカルドライブのスキャンを行ってください。

[詳細情報]

本ウィルスに関する詳細な情報については、下記ホームページをご覧ください。

株式会社シマンテック:セキュリティ レスポンス
W32.Beagle.A@mm

日本ネットワークアソシエイツ株式会社:ウイルス情報
W32/Bagle@MM

[その他のセキュリティ情報]

現在までに、以下のような脆弱性・ウィルスが確認されております。できるだけ早急にWindows Update、およびウィルス定義ファイルの更新を行ってくださいますようお願いいたします。

・新たに発見されたWindowsの脆弱性について(2004/01/15)
・新たに発見されたWindows/InternetExplorerの脆弱性について(2003/11/13)
・新種ウィルス「Mimail」にご注意ください(2003/11/04)
・新たに発見されたWindowsの脆弱性について (2003/10/16)
・Internet Explorer 5.01/5.5/6用修正プログラムについて (2003/10/07)
・RPCSSサービスの脆弱性について (2003/09/11)
・Microsoft Office97/2000/XPの脆弱性について (2003/09/08)
・Internet Explorer 5.01/5.5/6用修正プログラムについて(2003/8/21)
・新種ウィルス「Blaster」にご注意ください!!(2003/8/12)
・DirectXの脆弱性について(2003/7/25)
・RPCインタフェースの脆弱性について(2003/7/18)
・HTMLコンバータの脆弱性について(2003/7/11)
・Microsoft Virsual Machineの脆弱性について(2003/4/14)
・Windows スクリプトエンジンの脆弱性について(2003/3/20)
・Internet Information Server 5.0の脆弱性について(2003/3/20)

 エプソンダイレクトは、マイクロソフト社の“Protect Your PC (あなたのPCを守るため。)”キャンペーンに賛同しています。下記ページをご覧いただき、適切なセキュリティ対策を行ってください。

Protect your PC:パソコンを守るための3つの手順
 

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