2003年4月14日

Microsoft Virsual Machineの脆弱性について


 日頃よりエプソンダイレクト製品をご愛用いただきましてありがとうございます。

 下記OSやInternet Explorerに含まれるJava実行環境「Microsoft Virtual Machine(Microsoft VM)」において、任意のプログラムが実行可能になってしまう脆弱性が発見されました。この脆弱性が悪意のあるユーザーによって悪用されると、最悪の場合そのユーザーによって不正なプログラムが実行されてしまう可能性があります。

 マイクロソフト社からは既にこの脆弱性を修正するプログラムがリリースされていますので、下記OSを日頃お使いのお客様におかれましては、できるだけ早急に修正プログラムを適用することをおすすめいたします。

[対象OS]

・Microsoft Windows 98
・Microsoft Windows 98 Second Edition

・Microsoft Windows Me

・Microsoft Windows NT4.0 Workstation
・Microsoft Windows 2000 Professional
・Microsoft Windows XP Home Edition
・Microsoft Windows XP Professional

[対象となるバージョン]

・Microsoft Virtual Machine バージョン 5.00.3809を含む、それ以前のバージョンすべて

Microsoft Virtual Machineのバージョンは「jview」コマンドを実行することで確認できます。
(Internet Explorer 4.01 SP1を使用している場合、「jview」コマンドでは正しいバージョンを確認することが出来ません。下記の<Internet Explorer 4.01 SP1を使用している場合>を参照して確認を行ってください)

<Windows 98/98 Second Edition/Meを使用している場合>

1.  [スタート] - [ファイル名を指定して実行] を選択し、 「command」と入力し [OK] をクリックします。
2.  コマンドプロンプトが表示されたら、「jview」と入力してEnterキーを押します。
3.  Microsoft VMのバージョンとコピーライトが表示されます。
「Java Version *.**.****」と表示されている部分がMicrosoft VM のバージョンです。

<Windows NT4.0/2000/XPを使用している場合>

1.  [スタート] - [ファイル名を指定して実行] を選択し、 「cmd」と入力し [OK] をクリックします。
2.  コマンドプロンプトが表示されたら、「jview」と入力してEnterキーを押します。
3.  Microsoft VMのバージョンとコピーライトが表示されます。
「Java Version *.**.****」と表示されている部分がMicrosoft VM のバージョンです。

<Internet Explorer 4.01 SP1を使用している場合>

1.  [スタート] ボタンをクリックし、[検索] - [ファイルやフォルダ] をクリックします。
2. [名前] ボックスに MSJAVA.DLL と入力し、[探す場所] ボックスで OS がインストールされているドライブを指定して、[検索開始] ボタンを押します。
3. 検索結果として表示された MSJAVA.DLL ファイルをマウスの右ボタンでクリックし、表示されたメニューから [プロパティ] をクリックします。
4. [バージョン情報] のタブを開き、ファイル バージョンを確認します。ファイル バージョンの数字の最後の 4桁が3809以下であるかどうか確認します(3810以上であれば問題ありません)。

[詳細/ダウンロード]

修正プログラムの詳細およびダウンロードについては、下記ページをご覧ください。

・マイクロソフト社: TechNet
  「MS03-011: Microsoft VM の問題により、システムが侵害される」

 

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